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Lyrics
 
 
冴沢鐘己 詞集
 

浮き雲


詞・曲/冴沢鐘己

 その重い荷物を君は持ち替えて
 誰もいないバス停をじっと見ている
 乾いた風が君のそばを
 そっと吹き抜けてゆく
「あと5分あるね」と それきり黙っては
 青くなびくワンピース ただ見つめてる
 このまま時間が止まるならば
 何が話せるだろう
  戯れる小犬のように ひたむきに求めあっても
  こんなに遠く離れてる心を知った今
  記憶は幻になる
 
 そう 出会った頃の君の眩しさは
 春を告げる青い空 思い出させた
 ほどいた髪が大人びてる
 君を見失うまで
  春風にひとりで浮かぶ 気まぐれな雲のように
  僕は君の心のそばを ずっと漂い続け
  季節を見送るのだろう
 
  春風にひとりで浮かぶ 気まぐれな雲のように
  僕は君の心のそばを ずっと漂い続け
  季節は流れてく
  いつの日か広がる空に 気まぐれな雲を見れば
  きっと古い映画のように 君を思い出すだろう
  空色あざやかなまま
 
 今 バスは静かに君を抱きかかえて
 僕の前を東へと走り去ってく
 湿った風は夕立ちを
 もう連れてくるだろう


アルバム「何かが道をやってくる」(2014)収録

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