夕なぎ
詞・曲/冴沢鐘己
乾いたマグカップをバッグに押し込めば
不思議なほど素っ気ない部屋が僕を見る
はがしたピンナップも破れて捨てたから
壁の白い跡だけが ここに残される
どこかで熱いお茶を飲んだら
そのまま誰にも会わずに駅へ急ごう
あいつの行く先も聞かずにいたけれど
どうせいつか 死ぬまでに出会う気もしてる
上着をひとつ脱いで地下へと降りるとき
一瞬止まる街の音 胸に押し込めた
どこかでひとり お茶を飲むたび
あいつの下手な言い訳を思い出すだろう
どこかでひとり お茶を飲むたび
過ぎ去る街の夕なぎを思い出すだろう
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